☆ SMILE DOG ☆

地震で思った事(自分上げ他下げじゃないです。念の為)
11年前のあの日に、海直近のホームセンター内のペットホテルに預けていた方がいて、慌てて駆けつけたら、従業員は避難していて建物は無人。鍵が掛かった店内にペットだけ残されていたそう。中で閉じ込められて、鳴き叫ぶ我が子を、外に出したくて必死だったけど、どうしようもなかった。
避難警報解除で戻った従業員に詰め寄ったら「マニュアルで人命優先と決まってる。」と言われ、悔しくて泣いた、と。
たまたまその地域は津波がなく、愛犬は無事に戻ったけどトラウマで(お互い)分離不安になった。それからは24時間見ていてもらえる所にしか預けない、とうちに来て仰っていた事。

当店の最寄り駅の駅前ビルにも、新しい綺麗なペットホテルが出来た。ミニドッグランもあり、ケージもキレイ。だが、就業時間終了とともに無人になる。
今回の地震は、そろそろ寝ようかなタイミングだった。
揺れの直前から激しく吠えだした子、しがみついてブルブル震える子、ポカンとしてる子。
目の前にいるからこそ、すぐに落ち着けられて、しばらくするとみんな朝まで爆睡してくれた。
これが無人だったらどうだったんだろう。
落下物から守る人もなく「大丈夫、大丈夫！」と抱き上げる人もいなかったら？

ペットホテルは閉じ込めっぱなし！可哀想！とペットシッターさんを頼んで、自宅でのお留守番を勧める方もいる。
でも、自宅で無人の時間帯に落下物があったり、停電になったり、水やご飯が失くなったり…もやっぱり怖い。
長引くコロナ禍で、ノーケージ、24時間有人のペットホテル、もうヤメ時かなぁと考えていたけれど、もう少し続けようかと思った、今回の地震でした。