お散歩あるある、その5、ノーリード。
なぜ公園などの公共の場で、リードを放せるのか、まず疑問。
イヌはどんなに賢いように見えても、人間年齢なら3歳児。
突然、思いもよらない行動をするのは、3歳児と思えば不思議でもないはず。でも、ノーリードに抵抗ない飼い主さんは、必ず「うちの子は大丈夫!」と言います。プロのドッグトレーナーの私でも自分のイヌを「絶対大丈夫!」なんて、口が裂けても言わない。思ってもいない。
常に「もしも」を想像して、行動してます。
強風の日は、ビーチで砂が巻いてて、顔やら手足をヤスリで擦られたみたいになるよ。ドリンク片手の観光客の人々が、ビーチから逃げ出したのは、きっとこれ。
関東で春一番が吹いた今日は、熱海も歩いてる兄が横にながされる強風。こんな日は、どんなに良いお天気でも、ビーチに降りちゃいけないのは、海直近に住んで知った事。
その4の続きの続き。
実際、その先でも暗闇でのいきなりの出会いが2回もあって、キレやすい兄がキレ散らかして、「はぁ?吠えられたんだけど〜」って、その飼い主さんは怒ってたけど、兄はちびな割にボディゾーンが広いから、暗闇で突然目の前に現れたワンは、怖いんだと思う。
遠くから目視出来れば、ご挨拶に行くかスルーするかは、割としっかり基準があるので。
イヌなんだから匂いで分かるだろうと言いたいが、普段からノーズワークでもしてない限り、今どきのワンの鼻は案外頼りないもんです。
ホントにつけてる人が少なすぎるんだが、暗い夜道を歩かせるなら、ライト必須!愛犬の安全のためです。
その4の続き。ランナーさんは手首に光るヤツ巻いてて、ウェアの背中にも反射テープみたいのが付いてて、安全対策してたみたいだから、ワンがライトか何か付けてたら、起きない事故ですね。
今回はたまたまどちらも無事だったみたいだけど、相手が自転車やバイクだったら、ワンも無事では済まない。
転倒した人も、コケ方によっては、骨折などの大怪我になって、事件になってた可能性だってある。
お散歩あるある、その4
散歩ですれ違う人の顔もぼんやりな夜道。ワンにライトつけませんか?後ろからの女性の悲鳴と、ワンのけたたましい吠えで振り向くと、ランニング中の人が、気付かずに近寄りすぎたらしいワンに、吠えかかられて転倒。
飼い主さんは倒れてる人より、ワンに「怪我してない?大丈夫?」と必死で、さすがに見過ごせなくて、ランナーの人に「大丈夫ですか?」と声を掛けたら、「大丈夫です。でも犬がいるなんて思わなかったから、びっくりした」と震え声でした。
さっきの話のキモ1は、「言霊が〜」とか、「イヌは言葉が分かるから〜」とかじゃなく、たぶん根本的な飼い主さんの「犬と向き合う姿勢の違い」イヌは機械じゃなく、ちゃんと生き物なので、気に入らない部分だけ変えるなんてできない。
こちらの意志を伝わるようにしたいなら、関係性の改善から。
怒鳴ったり、叩いたりは悪化させるだけ。
で、キモ2。イヌ同士のご挨拶って、お尻を嗅ぎあったり、顔をつきあわせるだけじゃなく、離れた所から、互いを認めたら充分な関係性もあるし、それでOK。じゃれ合わせるだけが、良い関係性じゃない。
なんなら、楽しげにじゃれ合わせたいのは、飼い主の方の願望だったりする。
お散歩あるある、その3
いつも爆吠えで、飼い主さんが「うるさい!」とワンよりでかい声で怒鳴ったり、おしり叩いたりしてたワン。会う度に重症化。
逆に、飼い主さんが「うんうん、分かったよ。もう分かったからお終いにしよう」と根気強く、ワンに静かに声掛けしてたたワン。
会う度にパワーダウン。ついに今夜はちょっと離れた所から、しっぽフリフリでご挨拶してくれた。さて、このお話のキモはふたつ。
お散歩あるある、その2..
うちの子全然イヌ慣れしなくて〜と、嫌がる子を挨拶させに引っ張って来るのもNGです。うちの連中がドッグフレンドリーなのは、生育環境に加えて、私が厳格なルールを設けて、しっかり守らせているからです。
ただ犬同士遊ばせればいい訳ではないので、慌ててドッグランやデイケアに連れて行くのも、飼い主さんの希望とは、反対の結果になるかも。
イヌ同士で何か学ぶなんて事に、期待しちゃいけません。失敗します。あくまでも人間が、ほとんどの場合は飼い主さんが教えないと。